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弁護士が主人公のドラマなど

私も少し前にフジテレビ系列で放送されていた天海祐希が主人公の「離婚弁護士」は再放送で見ていました。高収入と考えられてきた弁護士ですが、人数が増えるとなると事務所間の競争もうまれてくることでしょう。このように、さまざまな角度からも取り上げられることが多い弁護士という職業に憧れる人はたくさんいると思います。この物語の主人公も菅野美穂演じる女性弁護士なのですが、敏腕弁護士という役どころも似ているようですが、物語が自殺した少女の事件の真相を追うというシリアスな内容のせいもあり、「離婚弁護士」とは全く違った切り口でいろいろ考えさせられる内容でした。

大手の法律事務所で活躍していたエリート弁護士が独立したことにより、今まで行ってきた大口の企業間などの依頼では無く、小口と嫌っていた相続や離婚問題を扱うことによって人間として成長していく姿は小気味よいものでした。主人公が女性弁護士ということも感情移入しやすく、魅力的な作品だったと思います。つい最近では、韓流ドラマで人気があった「弁護士たち」や、日本でリメイクされて話題となった「魔王」など、主役の職業が弁護士というドラマは世界中にあふれています。司法試験を受験する人数が増えていることに対して、裁判官や検察官の増員は毎年ごくわずかしかありません。

「弁護士もマーケティングの時代」という声も聞くようになりました。エリート弁護士が主役とされることが多い中、三流弁護士が次々と難事件を解決していくユースケサンタマリアが主人公だった「花村大介」や、破天荒なはみだし弁護士を豊川悦司が演じた「弁護士のくず」なども、一般の人間にとって、遠い存在だと思われがちな弁護士を身近な存在だと感じさせるパワーを持っていました。従って、合格者のほとんどは弁護士登録をすることになるのですが、法律事務所での求人枠も頭打ちだというのです。「離婚弁護士」の軽快な切り口とは対照的なドラマで、リアルタイムで見ていたのが、いじめ問題を取り上げた「わたしたちの教科書」でした。

弁護士として働く人たちにこの世の中の逆風ともいえる動きが、高額な年収を目指すだけではなく、ドラマの主人公のような情熱をもった弁護士たちが残っていくといういい作用を起こしていってくれればいいなと思います。司法試験は非常に難関であることはよく知られていますが、この超難関を制して晴れて弁護士の資格を手に入れても次には就職難が待っていると言われています。深刻な問題を扱いつつも、周囲を取り巻く他の弁護士達のキャラクターや、事務所仲間との掛け合いなどで重くなりすぎないところもよかったと思います。今も昔も、人気ドラマに登場する職業を上げてみると、弁護士という職業は非常に人気があることがよくわかります。