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痴漢えん罪と弁護士
弁護士ドットコムなどの無料サイトなどに登録しておくのも、弁護士という職業を深く知る手助けになるかと思います。痴漢冤罪の場合、たとえ無実の罪であっても、それを証明するために裁判に持ち込むよりも、やっていない罪でも認めてしまって示談で問題を解決してしまった方が早いというのが現状のようです。普段から、自分の生活範囲の中にはどういった弁護士事務所があるのか、その弁護士事務所はどういった案件を専門に扱っているのかなど、興味をもって調べておくのも自己防衛作としていいかもしれませんね。映画の主人公の無防備さは、自分の姿を投影することもできます。
弁護士というと、正義の味方というイメージが強くありますが、全ての弁護士が良い弁護士という訳では無く、悪徳弁護士や罪を疑われた人に対して冷たくあたるような弁護士も時には存在するようです。普通に生活しているつもりでも。いつ、どういった場所で事件に巻き込まれるともしれません。しかし、これは女性が弁護士を雇う立場になった時には、同性の弁護士の存在が非常に頼もしいことになるという風にも考えられます。
2007年に公開された「それでもボクはやってない」という映画の中では、そういった弁護士も一人の人間であるということが描かれています。「それでもボクはやってない」は、朝の通勤ラッシュで大混雑する電車で就職面接に向かう主人公が女子中学生に痴漢と間違えられてしまうところから始まります。人が人を裁くということにも、法律にも限界があるということがよくわかりました。一言に弁護士と言っても、相続問題を専門に扱う弁護士や、刑事問題を扱う弁護士などそれぞれ専門があることも知りましたし、刑事事件といっても、殺人、窃盗、詐欺、映画の中でとりあげられた痴漢問題など、それぞれ得意とする事件が違ってきます。
主人公には、女性弁護士が担当としてつくのですが、女性はやはり女性の味方となってしまいがちなのもよくわかりました。無実を証明しようとすればするほど、罪が重くなっていき、たとえ罪を犯していなくても、早くに罪を認めれば拘束されることもなく、世の中に戻ることができるという矛盾した展開が繰り広げられていきます。主人公は自分の無実を証明しようとしますが、やってきた当番弁護士は、痴漢冤罪の立証が困難なことからも、無実の罪を認めて示談での解決をすすめます。自分の無実を証明すべく、主人公はその提案を断ってしまい、そのまま起訴までされてしまいます。
